画像検査器

精度、信頼性、生産性…製造プロセスや生活における要求がますます厳しくなる中、私たちはインダストリー4.0の時代に対応する技術ソリューションの研究開発に注力しています。我々は、インダストリー4.0の時代をキャッチするための技術的なソリューションの研究開発に焦点を当てています。
世界中で画像検査研究が進む中、簡易的で安価なソリューションが提供されつつあります。我々はいままで少しハードルが高かった画像検査をより身近にスピーディに提供するお手伝いいたします。
カメラによる線色判別器

ハーネスチェッカー

製品仕様書
当社は自動車、バイク、船舶、家電品用などの組み電線(ワイヤーハーネス)を製造しています。電線の中には非常に似通った仕様の製品があり、品質管理部門での目視検査が欠かせません。
そこで当社はこのハーネスチェッカーを開発しました。この装置は、ハーネスをカメラの前にかざすだけで、仕様通りのワイヤーハーネスが仕様通りの順番で組み立てられていることを認識し、OK/NG判定します。
パソコン内蔵のFS0005と外付けのFS0005-Mの2モデルあり、用途によりお選びいただけます。本機はインターネットに接続可能で、(Web会議+リモート操作)によるわかりやすい設定指導が可能です。
本機はハーネス線色チェッカーとして設計していますが、判定内容を変更するだけで様々な用途にお使いいただけます。
本製品は汎用装置として販売いたしますので、お問い合わせ下さい。
 

カスタマイズ

カメラ画像を用いた判定機には大きく2種類あり、AIによる学習を必要とする物(AI画像チェッカー)とそうで無いもの(画像チェッカー)に分類されます。例えば、ハーネスチェッカーは正常品の写真を撮影するだけで判定が可能で製品の特徴をAIが学習する必要はありません。画像チェッカーのアプリケーション例としては以下のような物があります。

画像チェッカー
  ハーネス線色チェッカー、ヒューズ挿入位置確認チェッカー、製品員数確認チェッカー、製品寸法測定チェッカーなど

いわゆる、あるかないか/合っているか合っていないか判定する物に対する検査器になります。

員数テスター(設計例)

対して、AI画像チェッカーはAIを用いて学習することで、OK品もしくはNG品との相似性を数値化し判定するものです。画像チェッカーのアプリケーション例としては以下のような物があります。

AI画像チェッカー
  金属表面異物チェッカー、はんだ状態チェッカー、外観異常チェッカー

いわゆる官能テストを代替する物です。当然こちらの方が難易度が高く、お客様と共同で開発を進める必要があります。

我々はいずれのチェッカーについてもカスタマイズ設計の打診を承っております。

はんだ状態チェッカー(研究中)